「えっ?もう帰るの!?」
まさかこんなに早く帰るとは思ってなくて、つい大きな声で呼び止めた。
「何?まだ行きたいところでもあんの?」
竜人はクルリとこっちを振り向いて不思議そうな顔をした。
「あ、……えっと…」
別に行きたいってワケじゃないけど……
来たついでに、って思ってただけだし。
他の場所よりもたくさん人がいるし、バレたら大変だし……
「……観覧車とか?」
―ドキッ!!
観覧車という言葉を聞いた途端、体がピクリと反応した。
……こんなの行きたいってバレバレじゃん!!
………って。あれ?
私、
行きたいの?
