「…う…ん……」 咲哉逹が帰ってすぐ、愛花は目を覚ました。 ……けど、かなり酔ってるみたいで、様子が変だ。 顔は赤いし、動きもフラフラしてる。 「あれぇ?りーにぃだぁ♪」 そう言って、トテトテとこっちにくる。 「えへへ〜♪りーにぃカッコいいねぇ」 そう言って、まっすぐ俺を見てくる。 ……なんだコレ? この素直なコはホントに、あの愛花? いつもツンツンしてるのに ……酔うとやけに素直じゃん♪ 俺は、ニヤリと笑った。