アイドル様とヒミツな恋を。



「おいおい、大丈夫かよ?」


一応聞いたが無視された。

「……ぷはぁ!」


見事に一気飲み。



「おかわり!!」


「おいおい、止めとけって!」


そう言ったとたん……



ピタッと愛花の動きが止まった。



「……んん…」


パタッと愛花が、床に倒れ込んだ。


そして、



「スーッ、スーッ」



と可愛い寝息をたてた。




「……お前等、もう帰れ」



すごい剣幕で咲哉逹を睨んだ。



「はーい……」



俺にビビったのか、咲哉逹はそそくさと帰っていった。