『あぁ愛花ぁ〜?もう竜人の家ついた〜?」


陽気な声で話すのは、私のおばさん。


「ちょっ、ちょっと友梨さん!?どういうこと!?住み込みで、なんて聞いてないよ!!」


『どういうことって。そういうことよぉ〜。』



カラカラ、と乾いた笑いを浮かべるおばさん。


なんだか少し酔ってるみたいだ。


「ちょっと待ってよ〜。私、こんなのイヤ……」


『あら〜?最後まで話を聞かなかったのは愛花よ?しかももうあんたの家売っちゃったし。』



……はあぁぁ!?何よそれ!

しかもなんか拗ねてるみたいなんだけど……



「そんな突然……」


『ということでそっちでお世話になってね!じゃ!』

「あっ!ちょっと!!」


文句をたっぷり言ってやろうと思ってたのに、一方的に電話がきられた。



すると、突然ガバッと突然竜人が立ち上がる。


「まあ。そういうことだから。これからよろしくな。」


そういって竜人は不敵な笑みを漏らした。


……奴隷って。

これから私。


どうなっちゃうんでしょう……?