えっ 俺強く言ったか? なんで? 俺がパニクってると 「なんも思わなかった?」 えっなんか言った。 『えっなに?』 「ごめん!何でもない。 あたし部活行かなきゃ じゃーね……」 そう言って紗那は 走って部活に向かった。 『なんなんだよ。 意味分からん』 はぁ~っ 分からん。 俺は弁当箱を 持って練習に戻った。