ふたつめの、伝言メモ。 きっと、走りながらしゃべってたんだね。 ちょっと息を切らせて、でも、楽しそうなコージの声。 ファンシーショップとか、めちゃめちゃ苦手だった、コージ。 お店に入るまでに、きっと、遅刻しちゃうくらい、行ったり来たり、してたんだろうな。 コージからもらったプレゼントは、今でも、ベッドの上にある。 ちゃんと、持っているんだよ。