*憂里Side*




「「ゆ・う・り〜〜ッ!!!!」」



背中にドスンと衝撃がかかって顔を後ろに向けると、そこには予想していた通りの二人の姿が。



もちろん、美奈と瑠美である。



「どうしたの?ふたりして。」


「憂里さ…。今日何にも用事ないよね??お稽古も何にも。」


「ん??無いけどそれがどうかしたの??」