「……名前は??」 桜の花びらが散る中で聞こえた声は低いけれどどこか安心出来る声。 「…高岡 憂里」 初めて会った知らない人に名前を教えるなんて危ないに決まってる。 わかりきったことではあるけど、自然と口からこぼれてしまった。 「…あなたは??」 「俺を知らない??俺は谷川 修斗。」 ……どこかで聞いたことのある名前。 絶対どこかで聞いた覚えはあるのに、わからなかった。 .