「まだまだ子供ね??あいつも。」

「マッ、マネージャーさん!!」


「憂里チャンって言うのね。あたしは谷川 莉奈。好きなように呼んでね。仲良くしましょ??」


「はい。じゃあ、莉奈サンって呼ばせてもらってもいいですか??」


「大歓迎よ!!妹が出来たみたいで嬉しいわ。」


「あたしもお姉ちゃんが出来たみたいで嬉しいです。」


にっこり笑うと莉奈サンは急に真面目な顔をして


「ホントにモデルしない??憂里チャンなら売れそうってあたしのカンがそう言うの。」


「ちょっと、それは…。習い事とかの都合で難しいです…。見学とかは全然、大丈夫なんですけどやっぱり仕事ってなると…。」


「習い事してるんだ!?偉いね。でもそうだと仕方ないね。じゃ見学は来てね☆それで気が変わったらいつでも話してね」


「わかりました。莉奈サンって仕事熱心なんですね!すごく尊敬します!」


「ありがと。憂里チャンはすごい素直でうらやましいわ!」



ずっと莉奈サンとお話してて、結局さよならするときに連絡先を交換して別れた。


莉奈サン達が学校を出るとメールが来て“また連絡するから”と書かれていてすごく嬉しくて涙が止まらなかった。