愛の涙


彼が帰って
ファンがいなくなってからも

私は

しばらく

ぼーっと

立っていた。

「えっ…ウソ…あっ、浅野玲王が私に…?」

「え~!」

私は

嬉しさのあまり

大声を出して

しまった。