「んっ…よし…き…」


今までの分を取り戻すかのようにあたしの体中にたくさんのキスをする善輝にあたしも必死で答えた。


いつの間にか裸にされてたあたしの胸にチクッと痛みがはしる。


今までの心の痛みに比べると全然痛くない、むしろ心地よい痛み。


「俺のモン…」


あたしの体に善輝の印がつけられた。


「彩乃…」


耳元で囁かれる低くて甘い声。
あたしの全てを知り尽くしてる善輝の手。


「アン…ダメッ…よしきぃ…」


「ダメじゃないんだろ?もっと彩乃の声聞かせてくれよ。」


狼になった善輝はあたしの奥まで入ってきた。