「子供みたいって…
善輝はあたしの気持ち、全然分かってない!」


「分かってるよ。でも俺の仕事を理解してくれると思ったのに…応援してくれるんじゃねぇのかよ。」


そう言った善輝の顔はすごく悲しそうだった。


ズキン……


胸が張り裂けそう。あたしのワガママで善輝を困らせてる。


芸能人の彼氏をもったら割り切ってかなきゃいけない事なのかもしれない。


それを笑顔で許してあげれないあたしは善輝の言う通り子供なのかな…


でもあたし以外の女の人とキスとか想像するだけでイヤなのに…


「あたし、善輝が他の人とキスするのが仕事といえども、それを許せるほど大人じゃないから。」