そう言って善輝はあたしを抱き締める手に力を入れた。


「うん。」


あたしが返事をすると善輝の顔が近づいてきて…


あたし達の唇が重なった。


思いもしなかった突然のプロポーズ。
善輝らしいって言えば善輝らしいけど…


それでもすごく嬉しかった。


段々と激しくなるキス。


「まだまだ、子作りは先だけど…今は彩乃を食べちゃいたい。」


そう言った善輝は完璧に【狼善輝】だった。


あたしは狼に捕まったウサギ。
そのままお姫様抱っこでベットに運ばれた。


善輝の熱いラブパワーはあたしを一気に攻めてくる。