しばらくの間、2人でベットの中でまったりと過ごす。


善輝が


「なぁ〜、俺、テレビで交際宣言しちゃったじゃん。
たぶん、彩乃の事もパパラッチとかにはバレてると思うんだ…。
きっと普通の生活が彩乃自身、できなくなっちまうかもしれない。」


深刻そうに言った。


たぶん、あたしの事を心配してるんだろうな…。


「分かってるよ。あたしだって覚悟できてるもん!
スーパーアイドルのヨシキの彼女だもん。注目されて当たり前だよ。
でも大丈夫だよ。善輝がいるから、もう大丈夫。」


そう言ったあたしを善輝はきつく抱き締めた。