「俺もそうした方がいいと思うで!」


話を聞いてたルイがそう言った。


「ヨシキに何があっても俺ら、Sweet fiveの皆でヨシキを守ったる。」


メンバー皆が『当たり前だろ?』って顔をして俺を見てた。


「ふぅ〜。
そこまで言われたらダメなんて言えないよ。
記者には俺から連絡する。相手もスクープとして記事が書けるんだから断りはしないだろ。」


そう言った有田は、やれやれ…といった表情で楽屋を後にした。


「皆、ありがとう」


俺はメンバーに対して深々と頭を下げてお礼を言った。


彩乃…もうすぐしたら迎えに行くから。
たくさん辛い思いをさせてごめんな。
俺の事、まだ好きでいてくれてるか?待っててな。