先輩の目が


また、丸くなった。

困ってるようにも見えるし

違うようにも見える



他とは雰囲気の違うあたしに

更に視線が集まった気がする。



あたしの周りだけがシーンとなっていて

でも校庭は相変わらずザワザワしてんのが心の支えだった。

気づけば先輩は


優しい笑顔を、あたしに向けてた。