あれから、帰りにあの場所へは行ってない。

あそこを通らないでも、靴箱への道はいくらでもあるから。

時は過ぎて

過ぎて
過ぎまくって

・・・まくるほどじゃないけど


過ぎた。


「あと3日で卒業式だなー」




廊下を歩く誰かの言葉は

あたしの心を締め付けた。