「これは俺の♪だからむやみに触んな♪」

悠斗は浩太にベェーってした。
あたしも浩太にベェーってした。

「ひっでぇぇ!!!いいもん、いいもん!!!」

浩太はスネたマネをする。

上から女の子が、浩太にかけよってくる。

「浩太ぁぁ♪」

ギャルっ??黒い!!ケバイ!!白い!!

浩太こんな人と絡んでるの・・・?

「ん?どした?」

「今日さぁ、オケりに行くんだけど、どぉ~?」

オケ=カラオケ

「ん?俺は莉菜の歌しかきかね~よ!」

浩太は、そう言って、

あたしの頭を撫でた。

「へっ?」

あたしは、マヌケな声が出た。

そんなこと言ったら、先輩にイジめられちゃうじゃん!!

「クソ兄貴!莉菜歌は俺のだよ!」

そこっ?

「何それ~!この子~まじムカツクぅぅ」

ギャルはあたしのことを睨んで、
どこかへ行った。

あ-あ・・・。

こうなるに決まってんじゃん!

「浩太のバカちーん!!絶対あたしイジめられるじゃん!」

「大丈夫♪釘刺しとくし!」

笑って恐いことサラっというな・・・。

はぁ・・・。大丈夫なの?

今日は、何か、大変な日だなぁ・・・。

3人で校門まで歩いてると・・・・

「亮さま~!!!」

また様っ?

次は2こ上の先輩。

うわ~清楚って感じ!!!

キレーイ・・・。

「何か用?」

亮さんが、サラっと答える。

亮さんは、浩太みたいに、
莉菜~はとか言わないから
安心♪