あたしたちは、食器を片付けた。

「ふぅ~」

「ありがとな♪」

「うん!いつもご飯作ってもらってるし~」

「莉菜ちはいい子~」

亮さんは、あたしをからかう。

その後、TVを見てると、

亮さんが、ゴソゴソしてる。

「どっか行くのぉ~?」
「あ、ちょっとね」

「そっか~いってらしゃい♪」

亮さんは、浩太に、あれこれ言う。

お風呂を沸かす!とか・・・。

浩太は分かってるって!って言ってるけど、

あたしがやるハメなんだなぁ~って思った。

てゆか、この家に浩太と2人なんて危険すぎる・・・。

亮さんが、出て行った。

浩太は鍵を閉める。

あたしは、TVに集中した。

浩太は、普通にあたしの隣に座り、
TVを見てる。

あれ?以外に何もしてこない・・・。

すると、浩太と目があった。

「何~?莉菜さっきから俺のこと
ガン見しすぎ~」

浩太は、あたしの頭を撫でた。

「し、してないもんっ///!!」

からかうの好きだな・・・。

この兄弟。

「うそつけ~♪てゆーか、この家に2人とか
まじチャンスじゃね~?」

いやいやいや・・・。

それ犯罪ですから!!!

「チャンスとかないからっ!!あたし、
お風呂沸かしてくる!!」

あたしは、その場を離れ、お風呂場へ
向かった。

ぐいっ。

急に腕をひっぱられた。

「ひゃっ!」

あたしは、そのままこけてしまった。

「イダイ・・・」