男子もガヤガヤしてる。

階段であたしたちは、別れる。

「俺の莉菜~!!!」
浩太があたしに抱きつく。
また女の子たちの声が大きくなる。

「ば~か!莉菜は俺と同じなの~」

悠斗が浩太を離し、あたしを抱きしめる。

えぇぇぇ!!??
なに?このいたばさみ?

(いたばさみって何?BY作者 茉波)

「はいはい。そこら変にしとけ。莉菜ち困ってるじゃんか」
ないす!!亮さん!!

亮さんは
浩太を掴み、上へと上った。

「あぁ~莉菜~帰ったら遊ぼうな~」

「っぷ・・・」

思わず笑ってしまった。
「まじ兄貴ばか」

悠斗は頭を抱え込んでた。

いやいや・・・あなたも相当のバカですよ。

「うしっ!行くか」

「うん♪」

2人で廊下を歩いてると、視線まじ
感じる・・・。

まぁ、あの4にんどういう関係~?
てゆーか、かっこいい~

とかじゃん?

あたしたちは、クラスの紙をみにいった。

あたしは、小さいから後ろからじゃ掲示板なんて

見えない。

「ど~?」

「ん~!!あった!!神野 悠斗!!俺2組だわ」

あんたのかいっ!

「あぁぁぁ!!!」
悠斗はさらに大きな声を出した。

「なによ~?」
あたしは耳を塞いだ。

「桃木 莉菜もあったぁ!!2組!!!」

「まじっ?」

「おう♪俺の思いが伝わった」

はい?

まぁ~知ってる人がいて、よかった。

教室に向かう途中・・・。

「莉菜っ♪」