「はい、母方のご両親の実家から出て来た物だそうで、何でも郷土史みたいな事が書いてあるんだそうですが、ご覧の通りで達筆過ぎて誰も読め無くて、何も分からないんです。
値打ものでは無いらしいんですが出来れば、何が書いて有るのか知りたくて…」


お~自分でも感心するよ。


どうだ、見よ、この立て板に水の様な嘘八百を。


この才能を駆使すれば、小説家か何かになれるんじゃ無いだろうか。