ピピ、という電子音と共に、数字が表示される。 じっとそれを眺めていた私は、思わず顔を引きつらせた。 増えている。 それも明らかに、だ。 何百グラムの誤差とかそういう範囲ではない。 敢えて空腹時を狙ったというのに、なんだこの仕打ちは。 何がいけないのだろう、なんて考えて、すぐにそんな思考は無駄だったと気づく。 最近気が付けば頻繁に食べているケーキだのクッキーだのマフィンだののお菓子のせいだ。 理由なんて、考えるまでもなかった。