「私、あなたの担任なの。長谷川さんのクラスは5-3。みんないい子だからすぐに馴染めるわ。」 本当に嬉しそうに話すな。この人。 子供ながらにかわいい女性だと素直に思った。 階段を静かに上り、しばらく廊下を歩くと、3メートルくらい先に『5-3』と書いてあるプレートが目に入った。 廊下を見渡す限り、クラスはどうやら4クラスあるみたい。 そういえばタクミは何組なのかな。 なんて考えていると、もう教室の目の前。 チエ先生は「ちょびっと待っててね。」と教室の中へ入って行った。