また命が宿った私の腹は、意志とは反対に大きくなってゆく。 死にたい。 でもお腹の子には罪はない。 死んだ世界の中で、私は命を創った。私が死んでいるのだから、この子には生きて欲しい。生きて幸せになって欲しい。 一人目の子供は、陸。 二人目の子供は、空。 そう名付けた。 離れているからこそ存在出来る、二つ。離れていても、お互いの幸せを感じられますように。 私の、精一杯の愛情だった。