彼女は静かに、僕から離れた。 僕に今湧いているのは、一体なんなのか。悲しさなのか、怒りなのか、悔しさなのか。 何だか解らない。 だが彼女が、僕から離れて行った事は事実だ。 僕と彼女の関係は結局、あの初めて会った時から何も変わっていない。 何も知らない、知ろうとしない。 ただのうざったい他人同士。 僕は、世界を、変えられなかった。