スリーズ・キーノート


いやいや。どうでもいい。
とりあえずキキにもう一度聞いてみよう。うざいって思われてもいい。



そう決意し、次の日に大学で、昼食の時に問い詰めたら・・・呆気なくキキは口を開いた。

「お兄ちゃんが今来てるの。」

お兄ちゃん??
ああ、飯とか作ってるから忙しいのかな?なんだ、そんな事情かよ。
変に思って損した。兄弟水入らずを邪魔するのもアレだし、何も言わないでいようと決めたけど。

「ちょっとお兄ちゃん、大変みたいなの。」
「大変って?」
「心がね・・・。」