「誰だテメェ?」


無傷の男があたしに気ずいた


「えっ!...えっと..あの...」



あまりの恐怖に
怖くて声が出ない




「あ゛ぁ?何だつってんだよ、早く言えよ」




――何って言えばいいんだろぅ

迷ったあげく、出した答えが...



「えっと、あの~... まっ、迷子です」



「はぁ?」



しまった....