「おい、いつまでそんな超難易度の低い低級問題に時間をかける気だ」



「う、うるさいわね………」




私は手を動かす速度を上げた。



しかし、わからないものはわからないので、すぐにその動きは止まる。



それを見て、聖は器用に片方の眉を上げた。




「………ふぅ、やっぱり馬鹿は、どこまでいっても馬鹿か」



「誰が馬鹿よ!!?」



「お前だ、低脳」



「〜〜〜っ!!!」




……………





あの騒動から早1ヶ月………



相変わらず、とゆうか、なんとゆうか………




私達はいつもどおり、こんな会話をしていた。