あれから二週間………





年が明けたにも関わらず、
俊は居候を続けています………







「あのねぇ………


他の人達に誤解されたらどうするのよッ!?」




「うーむ………


そんときはそんときっちゅ〜ことで♪」




「だからぁ!!!


その時になったら遅いのッ!!」




「かかか♪


気にすんな気にすんな♪」





そう言って俊は大笑いした。


そんな俊を見ながら
深いため息が出る………






――………ああ、
何言っても、もうだめだ………





私は肩を落としながら
時計に目をやった。