Happy days

「ん〜………
やっぱり聖は
野球用品がいいかなぁ?」





大型デパートで
楓は必死にプレゼントを
考えていた。


妬かなかったって言うと
嘘になるけど………



それを表に出すほど
子供じゃなかった






「そうだなぁ………


たしかに野球用品がいいけど……


高いよ?」





そう言って僕は
グローブの値札を見せる。




「二万ッ!!?
うっそ〜………」





「高いのはもっとするよ?」





追い打ちの如く発した
僕の言葉に、楓はがっくりと
肩を落とした。






「………何でもいいと思うけどな


楓がくれたものなら
何だって喜ぶって♪」






「そう…かなぁ………?」






「まっ、僕だったらそうだろうってこと♪」





「………わかった♪」







そして、楓が選んだのは………




野球のキーホルダーだった