「おい、じゃじゃ馬女。

さっさと宿題だせ」




「うっさいわね………
今やってるでしょ………」




そう言って私は字を書くスピードを上げた。




「ったく………お前は亀か?

なんで昨日の内にやっておかなかったんだ?」



「分からなかったのよ!!!


だからこうして冥のを写してるんじゃない!!!」




私は力の限り叫んだ。




「は………?
この程度の問題が分かんない?


お前は本当に馬鹿なんだな…」




プツ………




私の頭の中の何かが切れた。




――あぁムカつく!!!


こいつ、顔はいいけど、性格はほんと最悪じゃない!!!



これで学級委員長って
どういうこと!!?



世の中間違ってる!!!