「どうだろうな。
俺も前向きに考えてみるわ」
今思ったけど、男2人で恋ばなって…
苦笑いだな。

―下校―
「美亜行くぞ」
いつも通りに、単車に乗せたが内心ヤバイ。

倉庫に着いて、部屋に入ると美亜が元気ない。
「なんか、美亜チャン元気ないなぁ~」
歩が聞いたが、
「へ?そ、そんなことないよヘヘッ」
絶対あるだろ。
今日コクるつーのに。

「ほんまかぁ?
なんかあったらいってや~」

あーマジ緊張する。
告白する場所はもう決まっていた。



「美亜。帰るぞ」
「うん…」
歩に目で応援されながら、部屋を出た。

なんで今日に限って元気がない訳?
「蓮。行かないの?」
よし。一か八かだ。

「まだ、時間あるか?」

「うん。あるけど…」

ブゥーン
俺はある場所に向かって走り出した。