何なんだろう?
しかも、ちょっとしたらって…

陸達と軽く喋って、部屋に向かった。

コンコン―
｢はい｣
ｱﾕﾁｬﾝの声が聞こえたので入った。
｢美亜。さっきぶり～｣
美桜ﾁｬﾝが笑顔で迎えてくれた。
軽く、ｱﾕﾁｬﾝに睨まれてるような…
｢こっち座りなよ｣
ソファーに座ると、美桜ﾁｬﾝが冷蔵庫からジュースを取ってくれた。
｢ほんと、ここ酒しかないな～。
ジュースぐらい用意しろっつうの｣
美桜は、蓮の方を見た。
｢ﾁｯ…わかったよ。また今度な｣
｢舌打ちすんなバカ｣
蓮が笑った。
私に見せない笑顔だった…。
コンコン
｢失礼します。姫龍が来ました。｣
｢わかった。行くぞ｣
皆が立ち上がったので私も立った。
｢美亜行こー｣
美桜ﾁｬﾝに着いて行きながら部屋から出た。
凄い…
人が多すぎる。
｢びっくりしたよね。｣
｢う、うん｣
雅龍だけでも100人ぐらいいるのに、姫龍がいると倍くらいになる。
｢美亜。こっち来い｣
ﾄﾞｷﾝ―
蓮の声を聞いただけなのに、心臓がバクバクいってる。
心臓を抑えながら蓮の方に行った。