「ほんとキモい。」
歩は、まだ美桜の顔を見ていた。
「キモいゆうなや。
蓮も美亜チャンに恋したんやろ?」
こういうときはシカトだな。
「おい。シカトかよ。」
これもシカトして、ベットに近付いた。
「美桜!起きろ!」
こんなんでは、もちろん起きない。
頭を叩いて、ベットから落とした。
「そのやり方やめろって」
「いったッ!」
落とさないと起きない。

「んーおはよ。ねみーな」
ねみーって…
だいぶ寝てただろ。
「ぅわ!なんで、歩と隼人いんの?」
急いで髪を整えていた。

ふーん。
そういうことか…
「蓮。何ニヤニヤしてんねん」
「別に。美桜、飯」
「わかった」
美桜は料理が上手い。