「BlackFlowerか…」
隼人はパソコンをカタカタいじった。
「とりあえず倉庫行くぞ」
「すいません…。美亜になんかあったら俺のせいだ…」
美亜無事でいてくれ。
女を助けたいと思ったのは初めてだ。
仲間がやられたときもそれほど殺意は無かったのに、ヤベーな。
「弱気になんなよ。
…行くぞ」
車に乗って、BlackFlowerの倉庫に急いだ。
隼人が調べたやつを一通り見た。
「松村恭介…。恭介が総長か」
恭介は中学のときの同級生だ。

車を30分とばして、BlackFlowerについた。
「行くぞ」
俺と隼人と歩の3人でBlackFlowerに乗り込んだ。
まず、倉庫の前にいた30人ばっかのやつを歩に任せて、中に入った。

恭介は…いねぇな。
美亜は、柱に手を結ばれていて男を睨みつけてる。
男たちはニヤニヤしながら美亜を見てる。
「美亜!!」
俺はでけー声を出して呼んだ。
男たちは驚きと怯えが入りながら俺らを見てる。
美亜も少し涙になりながら俺を見た。
歩は5分で戻って来た。
「い、行け!」
1人の男が指示を出して全員こっちに殴りかかろうとした。
「蓮。冷静になれよ。まずは、美亜を助けることが先だ。あいつらを殺すことじゃねー」
隼人はそういうと殴りかかってきた奴らを殴った。
「わかってる」
俺は美亜のとこに行きながらも来る奴は倒した。