俺らの部屋に通した。
「テキトーに座ってええよ」
ソファーに座った。
「コーラしかないんやけど飲めるか?」
うんと頷いてコーラを飲んでた。
これからが本題だ。
「いつも一緒にいる奴って誰だ?」
「葵だよ」
学習能力ねぇーな。
「フルネームで言え。」
「河岸葵。」
隼人に目で合図をした。
「わかった。陸のとこ行ってこい。」
美亜が出て行き、暁を呼んだ。
「隼人は調べろ。暁はメールを送れ。」
「了解」
「わかりました」
メールを送るってのは、雅龍からの忠告みたいなやつだ。
簡単に言うと、美亜と河岸に手だしたらこっちも黙っちゃおかねーよってことだ。
「終わった。一応資料はプリントしておいた。」
紙を机において、パソコンを閉じた。
「終わりましたチェックお願いします。」
チェックは、歩がやることになっている。
仕事がないから暇だとうるさかったからしょうがなくってとこだ。
「OK~。暁も早くなって来たヤン。これからも、頑張れや。」
えらそーに。
「ありがとうございます。」
コンコンとドアがなった。
「美亜だけど」
歩がドアを開けた。
「美亜チャンどうしたん?とりあえず中入り」
陸と一緒だったんじゃねーのか?
「どうした?」
美亜は部屋に入ってくると、
「お腹空いた。」