「美亜!起きろ!」
こいつ起きねー
俺は頭を叩いた。
「痛ったッ!」
「さっさと起きろ。倉庫行くぞ」
どんだけ寝てんだよ。
「誰もいない。」
「寝すぎだ。バカ」
前から山口が来た。
「美亜何授業サボってんだよ」
歩もアホだな。気付いてるくせに…
「下の名前呼んでんと勘違いされるで~」
「うっせー。別にそんな関係じゃない」
俺は調べたことを言った。
「山口達也。本名神原達也。6代目副総長だろ。」
山口はあぁて顔してる。
「正解。よくわかったな」
「美亜チャンが悠斗さんの友達言うたから、多分そうやないかな~って思ったん」
「ご、ごめん。タッチャン」
自分のせいだと思ってるだろと歩を睨んだ。
「美亜のせいじゃねーから。」
「じゃあまだ仕事あるから。授業サボんなよ。」
すれ違うときにボソッと、美亜になんかあったら許せねーよと言われた。

何だよ。意味わかんねー
「乗ってええよ」
「お疲れ様です。雅龍でいいですか?」
俺はあぁと言って、車を出させた。