「うん。分かった」
美亜は寒そうにしてたので、帰ることにした。
「帰るか」
手繋ぐタイミングとかわかんねぇけど、自然に繋いだ。

手を繋いで単車の所まで行った―



「今日はありがとう。」
家の前に着いた。
「おぅ。また明日な」
「うん。学校でね」
一瞬キスをした。
「じゃあな。」
ブゥーン
ヤベー。
美亜のあの顔ヤバイ。
めちゃくちゃドキドキしてる。
単車を走らせ自分の家に着いた。

部屋に戻ると、珍しく拓にぃがいた。
「あれ、拓にぃどーした?」
「おぅ。遅かったな。女か?」
ニヤニヤしながら聞いてきた。
まぁ、今日から美亜は俺の女だし。
「まぁな。」
すると、予想外な答えが返ってきたのかびっくりしていた。
「あの時話してた子!?」
「あぁ。つか何しにきた訳?」
女の話しにきた訳じゃねーだろし。
「ウルフのことなんだが…」
やっぱりな。
「俺も調べてみたんだが、あいつらは姫龍をおとりにしてくる。」
「護衛はつける。」
襲われる可能性は高い。
「後は…薬やってるのが多いな。
ナイフを持ってる奴もいるかもな」
ほんと卑怯な奴らだ。

「分かった。
言っておく」

その後適当な話をして寝た。