今日の授業はあんまりおもしろくなくて終わったらはやく未来ちゃんの所に行って驚かせようかななんて思ってた。 時間が過ぎるのは少し遅かったけど、やっとお昼の時間だ。 「未来ちゃ~んお昼食べよ」 僕を見た途端未来ちゃんは笑顔になってくれた。 「真悟はやいね」 「走ってきたもん」 驚かすのは成功だ。 「真悟だ~い好き」 なんていきなり言うから僕の顔は自分でも分かるくらい火照ってきた。 「はっ早く屋上行こうよ」 って、未来ちゃんを少し無理矢理連れて行く。