さくらんぼ

少し。
ほんの少しだが、嬉しかった。

高橋さんはすごく優しかったし、大好きだったけど、自分だけの執事はとても憧れていた。

私は、もう一度窓の外を見て、よく手入れされた庭園のずっと先にある門をみた。
まだ人がくる気配はないが、自然と目がいってしまう。