異次元の旅人(ディメンション トラベラー)

ドンッ……ピューン

発射された弾が途中ではじけて大きく広がり、多くの敵に突き刺さった。

ショットガンである……

透かさずもう一発撃ち込み弾丸を入れ替える。

構えて敵が居ないのを確認するとヴィンセントは扉の奥へと進んで行き、オレットも唖然としながらもヴィンセントの後に着いて行った。

………

「始まったな~」

「あ~、だな」

門番の二人は何事も無かったように話していた。

そしてまたバイクが近づいて来るのを見た。

「また客が増えたみたいだぜ」

「ありゃ~、あれファルスじゃないか」

話している二人を無視してローレックは城の中へと突っ込んだ。

(ヴィンセント、あまり無茶するなよ……)

バイクの轟音はまた音量をあげスピードを上げた。