私は猫と旅をする

「お前、名前は?」


「愛美(マナ)あなたは?」


「大朔(ダイサク)だ。」


「ブフッ!」大朔は地面に手で【大朔】って漢字を書いてくれた。でも、猫が漢字を書いてるなんて、そんな光景を誰が見たことがあったか(笑)


「漢字かけるんだ(笑)!?すごい!」


「昔な、人間につけられたんだよ。人間だけど、俺の友達な。だからこの名前気に入ってるんだぞ」


「へ〜!すごいね。」


「愛美、今ひまか?」


「うん」


「面白いところ連れてってやるよ」


え…?猫に…?


「う…うん…」