私は猫と旅をする

「え…何?無理!!」




「では、先攻後攻を決めます。このクジを両者同時に引いてください。……ほら、愛美。中央へ!」



仕方なく誘導されるがままに、クジの前に立った。


ざわめく観客の声の中、審判員に聞いた。


「私、来たくて来た訳では無いんです」


審判員は無視をした。


「あの……」


また無視。








「あのっ!!」








いい加減ムカつく。