私は猫と旅をする

「あの…違います!!私……勝手に…。」




そんな私の声なんて誰も聞き入れるはずがなかった。




「ねぇ……誰か……」







「相手は隣の街の頭は悪いが力自慢、豪腕…リザイアー!!」





「うおぉぉぉぉお!!!!」



現れたリザイアーという男性は、私の太モモくらいあるであろう二の腕。

胸板は見たことの無い厚さ。

まるで熊のような、ゴリラのような……とにかく大きな男だった。