私は猫と旅をする

「ついたぞ。」


薄暗い廊下の先は光りで眩しくて見えなかった。


少し目を細めながら前を向くと、近付くにつれて見え出した景色は、グラウントのような所だった。



「出ろよ。」



一歩外へ出ると、すぐにグラウントじゃない事に気がついた。



「これって……」





「うおぉぉぉぉお!!!」


大歓声が突然吹き荒れて辺りを見渡すと、360度観客に覆われたコロシアムのような場所だった。