私は猫と旅をする

「マルクス、さっき【矛盾】の扉であなたにそっくりなエドって人がいたわ…」

「ふ〜ん…で?」

「でって…別に。それだけ。」


なんなのコイツ。


エドとはまるで違う。



床も壁も天井も石で覆われた廊下を歩きながら、私は周りをキョロキョロして歩いた。


「うわぁっ!!」


よそ見をしていたせいで思わずつまづいてマルクスにぶつかってしまった。


目の前にマルクスの顔。


本当にエドとうりふたつ。



でも…


「気をつけろよ。鈍臭いな。」


性格は正反対。