私は猫と旅をする

よくわからないまま、私はスタットについていった。

会場につくと鉄格子の扉が開く。



中から顔を出す人…。


「エド!」


顔を出したのはエドだった。


「あぁ?あんた誰?」


エドは冷たい口調で問いかけて来た。


「愛美だよ。……エド?」


「俺はマルクスだよ。ボケた女連れてきたな。スタット。」


「俺じゃないよ。大朔が連れて来たんだ。それにこのお姉ちゃんは花瓶割ったんだよ。」


「また大朔の客か。しかも花瓶を割るなんて運が悪いな。まぁいい入れよ」


エドにそっくりなマルクスは私を建物の中に入れると、ゲームの説明をしながら私の前を歩いた。


「ゲームだけどな、参加者は3人。参加理由は様々だが、王様の宝物を壊しちまった…くらいかな?まぁ、壊させたのは俺らだけどな。」


「えっ?私、スタットが追われてて………それで……。」


「スタットを追ってた奴らもこの会場の人間だ。みんなサクラだよ。」