お城の目の前に行くと門番が2人いた。門番は大朔を見るとしゃがみ込んで大朔に話し掛ける。
「今、王妃は機嫌が悪い。でも、お前の顔を見たらコロッと良くなるに違いない。いいタイミングで来てくれたな!」
「またか…あのワガママ王妃は…。今日は何があった?」
「庭の薔薇の刺で怪我をしたらしい」
「だからか、さっきアルコットが庭の手入れをしてたよ。いっその事、全部切ればいいのにな」
「そんな事をしたら打ち首だろ(笑)」
門番は笑いながら私を見た。
「お嬢さん、今日は一悶着ありそうだ。ささ…気をつけてお進み下さい」
どういう意味だろうと思いつつも私は開けられた扉の向こうへ歩き出した。
「今、王妃は機嫌が悪い。でも、お前の顔を見たらコロッと良くなるに違いない。いいタイミングで来てくれたな!」
「またか…あのワガママ王妃は…。今日は何があった?」
「庭の薔薇の刺で怪我をしたらしい」
「だからか、さっきアルコットが庭の手入れをしてたよ。いっその事、全部切ればいいのにな」
「そんな事をしたら打ち首だろ(笑)」
門番は笑いながら私を見た。
「お嬢さん、今日は一悶着ありそうだ。ささ…気をつけてお進み下さい」
どういう意味だろうと思いつつも私は開けられた扉の向こうへ歩き出した。


