人はこういった好奇心には勝てないんだと思う。 少なくとも俺はそうだった。 リビングに着くなり、湿った服を着替えるでも、タオルで濡れた髪を拭くでもなく封筒を開けた。 そこには数枚に渡って綴られた沙也加の言葉とこの部屋の合鍵があった。