✝恋人魚✝

イヤ・・・俺ゎ正直,

ココの生徒だったら・・・

なんて思ってた。


下心むき出しじゃねぇか・・・俺。


「お兄ちゃん,名前ゎ??」

『教えたらどうなんの?』


やべぇ・・・。

下心隠そうとし過ぎで

つい口調がッ!!


俺って不器用なヤツ↓↓


「んとねぇ・・・教えてくれたら,清がお兄ちゃんの事名前で呼べるでしょ?」


そう答えたアイツの目ゎ

なんの濁りも無くて・・・。


意識しすぎてた俺がバカみたいじゃんか。


そうだよな・・・14のガキ相手に

意識なんかしなくても

はなっから無理なハナシだしな。


『俺の名前ゎ光喜だよ。初春光喜。』

「光喜・・・こうにぃ?」

『さっきとあんま大差ねぇじゃん(笑)光喜でいいよ。光喜で。』

「ぅん・・・じゃぁ・・・」


そう言うと遠慮がちに俺を見ながら言った。


「光喜ゎ清の事,清って呼んで?」

『おぅ・・・分かった。』


俺が清の方を向くと

清ゎ真っ赤。


まるで,

熱湯に浸かったみたいだった。


「そ・・・そんなに清の事見ないで・・・恥ずかしい・・・。」


そう言う清があまりに可愛くて


『じゃぁもっと見とくわ。』


って意地悪言った。